大野雄也(シニアレジデント)

【担当】大野雄也
【現所属】名古屋市立大学神経内科
【出身校(卒年)】名古屋市立大学(平成24年卒)

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こんにちは、シニアレジデント1年目の大野雄也です。名市大医学部を卒業後、名市大病院で2年間初期研修をさせて頂き、26年度から名市大病院神経内科で後期研修をさせて頂くことになりました。どうぞ宜しくお願いします。神経内科を志望した理由は、まず学生時代から一貫して脳機能や神経疾患について学問的に興味があったためです。また私が10歳の時、祖母を神経難病で亡くしましたが、その際に祖母や同じ病棟に入院されていた神経難病の方と多く接し、自然と幼心に神経の病気に関心を持っていたことも挙げられます。

神経内科の疾患は、『t-PA適応例以外、特に認知症や変性疾患は治らない病気だから、患者様が治ったという実感も喜びもないでしょう?』と言われがちですが、私は、無理なことを無理だと初めからあきらめたり、出来ないことを自然なことして受け入れるという発想が好きではありません。松川教授や諸先生のご指導を仰ぎながら精進し、つらい状況下におられる患者様や家族の皆様のお役に少しでも立てるよう、今後とも努力して参りたいと考えております。

研修先を迷っておられる皆様へ。『大学病院では、最も数の多い脳血管疾患があまり経験できないので、初めは市中病院で』という考えもありますが、大学病院の症例も最も多いのは脳血管疾患で、また症例の種類も豊富です。脳血管疾患に興味がある方も、認知症や変性疾患に興味がある方も、大学での研修で神経疾患に対してより深い理解が得られると思います。名市大病院で一緒に頑張りましょう!

【担当】大野雄也
【現所属】名古屋市立大学神経内科
【出身校(卒年)】名古屋市立大学(平成24年卒)